ARとは?VRと何が違うのかなどをわかりやすくご解説

AR,イメージ

最近は、メタバースが流行語になりつつあります。
これまでは現実ですべての交流が行われていましたが、技術が発達するのに伴ってネット上でも交流できるようになりました。
さらに、最近では仮想世界の映像を現実世界に拡張するARという技術も発達しています。
では、このARとはどのようなものなのでしょうか。
似たような言葉であるVRとの違いもあわせて説明していきます。

目次

ARとは何か

考える,イメージ

ARとは、Argument Realityの略称です。
通常CG技術などはパソコン上でなければ見ることはできません。
そこで、現実世界の映像にCGを重ね合わせることによって、情報を付け加える技術が開発されました。
ARの発展によって、現実世界の映像を見る時により多くの情報が知れるようになったのです。

現実世界で活用され続けているAR

ワールドカップ,イメージ

拡張現実といっても実例を示されないとピンとこない人も多くいるでしょう。
たとえば、2022年末にはワールドカップが世界的な盛り上がりを見せました。
初めてカタールという中東の国で開催されただけでなく、さまざまな技術が盛り込まれたことでも話題になった大会です。
実は、このワールドカップの中継映像の中にもARが活用されています。
たとえば、相手選手がファウルをした結果、フリーキックを得たとしましょう。
本来はテレビで見ているだけではゴールからボールが置かれている地点までどのくらいの距離があるかはわかりません。
しかし、中継映像を見ると、ゴールまで30mという表示が映し出されているので、私たちはより具体的な情報を知ることができます。
こうした情報を書き加えることもARならではの技術と言えるでしょう。

ゲームにも活用されているAR

ポケモンGO,イメージ

さらに、最近では最新技術を搭載したスマホの性能を活かし、ARを活用したゲームも発明されるようになりました。
日本でも2016年に流行した「ポケモンGO」もその中の一つと言えるでしょう。
ポケモンGOは、特定の地点に移動するとそこにいるポケモンをゲットできるチャンスを得られる、というシステムになっています。
実際にポケモンをゲットするためには、スマホのカメラ機能を使ってポケモンがいる場所を探り当てなければいけません。
そして、特定の地点にカメラを向ければポケモンが現れるのですが、その姿は現実に溶け込んでいるように見えます。
まるで本当にポケモンが現実世界にいるかのような見た目をしているのですが、これもまたARの技術を使った結果と言えるでしょう。

ARとVRの違いは何?

ARとVR,イメージ

このように、すでにさまざまな業界で使われているARですが、中にはほかのものと区別がつかないという人もいるかもしれません。
特に、技術の発展に伴って現れたものとしては、VRも挙げられます。
このVRとARとの間には、どのような違いがあるのでしょうか。
まず、VRVitual Realityの略称です。
こちらは日本語で、仮想現実と訳されます。
ARの場合は、現実に仮想世界の情報を映し取る方式ですが、これと違ってVRはユーザーが仮想世界に没入する方式を採っています。
たとえば、最近はVRゴーグルが発明され、市場で比較的安価で変えるものも増えてきました。
ユーザーがこのゴーグルをかけると、まるで別の世界に飛び込んだかのような感覚で仮想世界を楽しむことができます。
現実にいながらにして仮想世界を楽しむことができるのがARであるのに対して、仮想世界を丸ごと楽しむことができるのがVRであると言えるでしょう。

ARの活用事例

ここまでは、現在展開されているARの事例について説明してきました。
ARは使いようによってはさまざまな商機をもたらすことができる技術です。
従来はIT系の企業でARを活用するのが一般的でしたが、最近ではほかの業界でもARを活用する動きが盛んになっています。
代表的なのは美容業界でしょう。
たとえば、髪を切る際にどういった髪型にすれば自分に似合うかは、あらゆる人にとって悩みの種となっています。
この髪型をやってみようと思って切ってみたはいいものの、意外にも似合わなかったというのは誰もが経験したことがあるはずです。
そこで、事前にカツラのように特定の髪型を自分の顔に当てはめれば、似合うかどうかがわかるようになるでしょう。
とはいえ、髪を切るたびにいちいちカツラを作ったり買ったりするのは面倒です。
そこでARが役に立ちます。
たとえば、スマホにカメラを向けながら、画面上に映し出されたカツラに顔を合わせていけば、気軽に髪型が似合うかどうかをチェックすることができます。
ARはなりたい自分のイメージに一役買ってくれるのです。

まとめ

まとめ,イメージ

今回は、ARの概要と、どのような形で活用されているのかを見てきました。
とはいえ、まだまだARの可能性は汲み尽くしきれていません。
アイディア次第では誰もが気づかなかった技術の組み合わせを実現できる可能性は十分にあります。
急速に発展を続けているVRと含めて、今後のARの動向に目が離せません。

以上、ARについてのかんたんなご説明でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

本業は神戸でSEO対策とホームページ制作の事業所を運営しています。
ブログは、conohaWingのサーバーとSWELLのWordPressテーマを使って思うがままに書いています。
独学でプログラミングやスマホのアプリ開発をしたり、SEO対策とMEO対策の研究をしています。

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